出生数が2年連続で100万人を下回った
ベビー市場は興味があるので継続的にチェックしています。
今回は新たに発表された出生数について。
出生数は2年連続100万人未満
出典元:厚生労働省「人口動態調査」平成29年
出生数が2年連続で100万人を下回って過去最少、という結果が厚生労働省のデータで公表されました。人口も減少し続けてます。
出生数に対して気になる人工妊娠中絶件数
出生数が100万人を下回る一方で、人工妊娠中絶件数は毎年20万人くらい。
年齢別の人工妊娠中絶件数は?
2015年の内訳としては20代が最も多く42.4%、次いで30代が38.4%。
経済的な理由や想定外の妊娠、といった個々人に様々な理由があってのことだと思うものの、出生数の約20%が中絶件数になるのは高い割合な気がします。
ちなみに、不妊治療で助成を受けている人は平成25年度(2013-2014)時点で15万近くを超えているので、実際に不妊治療をしている人はもっと多いと考えられます。
中絶されるはずの子を不妊治療の方へ、とはいかないので難しい問題ですが、子どもがほしいと思って治療している人がいる一方で日々中絶されている実態がある、っていうのはなんともいえないなぁと思いました。